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グループ展「ミイラっていいな」

 

 

 

山本現代では、12月18、19、22日の3日間、Chim↑Pom、西尾康之、風間サチコ、梅川良満によりますグループ展 “ミイラっていいな”を開催いたします。

本年6月から7月にかけ約1ヶ月のあいだ開催いたしましたChim↑Pom展“にんげんていいな”におきまして、悟りの体現として繰り広げられた、Chim↑Pomメンバー・稲岡求による断食プロジェクト『Making of the 即身仏』で、鑑賞者の皆様に見守られながら18キロもの減量を遂げ、ほとんど骨と皮だけと見えるまでにやせ細った稲岡の身体と茫洋とした精神への変化は、見るものに強烈な印象を残しました。

この度の展覧会では、稲岡のその最後の姿を仏と見立て制作された３名の作家による仏像、仏画、仏写真をお披露目いたします。会場ではディナーショーで稲岡が語った説法が流れ、現在は見る影も無く脂肪にまみれた稲岡本人が皆様をお迎えし、展覧会を楽しんでいただくべく作品のご案内を致します。その他18日,19日はポップコーンの屋台が出るなどまさにChim↑Pomらしい賑やかな3日間となる予定です。（このポップコーンは会期中お布施をくださった方にお恵みとして差し上げます。注：22日にはポップコーンの屋台はございません。）
また、初日には、従来のオープニングレセプションではなく、参加作家のスペシャルトークショーwith Barを開催致します！

幽霊に強い関心を持つ西尾、戦争をテーマに据える風間、妖怪伝承を撮影し続けている写真家、梅川の三者を囲み、Chim↑Pomが彼らの真髄を暴き出します。更に、トークショーの後は作家、参加者入り乱れての大忘年会に雪崩れ込む予定です。
半年前は寡黙でガリガリだった稲岡の、現在の姿を拝むまたとないチャンスでもあります。

皆様この機会に是非、展覧会にお立ち寄りください。